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よさこいミニ知識

『よさこい祭り』の始まりは、不景気を吹き飛ばし市民を元気づけようと、昭和29年に高知県で作られたお祭り。第1回の参加人数は750人、参加団体は 21団体。現在は、8月中旬に、華やかな地方車から楽しい音楽を流しつつ、150団体、約1万6000人の踊り子が乱舞する土佐の祭りになりました。

高知での主なルールは「踊り子が手にカチャカチャとリズムをとる楽器『鳴子』(なるこ)を持つこと。よさこい節の一節を必ず入れること」のみ。髪型や衣 装、振り付けは、伝統的なもの、サンバ調、ロック調と工夫が凝らされ、観客を飽きさせません。色付き法被(はっぴ)やスポーツタイプ、アジア風、長じゅば ん風まで工夫がいっぱいです。

そして平成4年6月には、北海道で、高知県のよさこい祭りと北海道の伝統民謡ソーラン節がミックスされた『YOSAKOIソーラン祭り』が生まれまし た。「街は舞台だ」を合言葉にこの祭りは急成長。平成15年の第12回『YOSAKOIソーラン祭り』では、330チーム、約4万4000人が参加し、観 客動員数は約202万人に。“リオのカーニバル”に匹敵する世界規模の祭りを目指すこの祭りは、北海道・札幌の初夏を彩る風物詩として定着しました。

高知から広がったよさこい祭りは、全国各地で「鳴子を持って踊ること」「地元の民謡を曲にとり入れること」などを受けつぎつつ、街を賑わしています。

よさこいを彩るあれこれ

地方車(じかたしゃ)

踊り子チームの先頭をゆっくりと進む大型のトラック=地方車。派手に飾り立てられ、音響機材を積んだ地方車が観客を驚かせ、踊り子達を元気づけます。地方(じかた)とは舞踏の用語で音を担当する人たちの意。いわば現代版の山車。

衣装・踊り・楽曲

よさこいでは、各チームがそれぞれの踊り、衣装、楽曲を自由につくります。
オリジナルの演出は、チーム独自のカラーが色濃く表われます。さらに踊り子たちの笑顔は観客を魅了し、思わず掛け声や拍手をおくりたくなります。

鳴子(なるこ)

よさこいの必須アイテム「鳴子」。カチカチと軽やかなリズムを刻む、そのルーツは田畑の「すずめ脅し」といわれています。鳴子を両手にもち、踊り子達は演舞します。鳴子の音がビシッと決まった時の興奮は、鳥肌がたつほど感動的です。

パレード

紀州よさこい祭りではパレード形式の会場があります。地方車の後ろを数十~百人の踊り子達が、前へ進みながら演舞披露します。観客のすぐ前を演舞していく踊り子達の躍動感を、至近距離で感じてください。

メイク

奇抜なメイクは、踊り子達の晴れ姿。祭りだからこそ、普段出来ない、カッコいい、斬新で色っぽい(?)髪型とメイクが映えます。チーム演舞の中でも個性が際立つ、踊り子メイクにご注目ください。

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